母と私のスマホの契約を楽天モバイルに変えようかと検討していて、まずは私だけ契約してみました。
ただ、つながりにくいという評判が気になっていたので、乗り換えではなく新規で契約しました。
高齢の母(当時80歳)のスマホ代が安くならないかと検討するために契約したので、シニア向けの契約を考えている方の参考になるよう意識して書いています。
追記:サブ回線として利用している状態だったので、0円プランがなくなった時点で楽天モバイルは解約しました。記事の内容は現在(2023年9月)のものに書き換えていますのでぜひご覧ください。
楽天モバイルの特徴を簡単に説明
お得なワンプラン
楽天モバイルの契約プランは1種類しかありません。
『Rakuten 最強プラン』というのがそれで、料金体系がとてもシンプルです。
その料金ですが、毎月何ギガ使ったかで料金が変わります。
最初からギガ数で契約するのではなく、使ったギガ数によって後払いみたいな方式。
3ギガまで | 980円(税込1,078円) |
20ギガまで | 1,980円(税込2,178円) |
20ギガ以上 | 2,980円(税込3,278円) 無制限使い放題 |
「3ギガまで」「20ギガまで」と、ギガ数と料金だけ見ると他社と変わりませんが、
- 使ったギガ数によって毎月料金が変わる
- 20ギガ超えたら使い放題
というのは大きな特徴です。
「あまり使わなかった月は安く済む」上に、「どれだけ使っても税込3,278円を超えない」のはいいですよね。
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」というのが2023年7月に登場しましたが、こちらはデータ通信のみのタイプなので、初めてのスマホにはおススメできません。
楽天モバイルのサイトがわかりにくいので注意です。私も気が付いたらデータタイプのページ読んでました…。
アプリ通話が無料
もう一つの特徴として『楽天LINK』 という電話アプリを使った通話が無料。
これはLINEの無料通話みたいな感じで、ネット回線を使った電話です。
ただLINEの無料通話と違うのは、相手が楽天モバイルの会員でなくても(どこにかけても)無料というところ。よく電話をかける人にはとてもおトク。
私が使った限りではLINEの無料通話と比べて格段に音質が良かったです。
ただし「LINEの方がまし」という意見もあるので、これは利用環境次第なんでしょうね。
楽天のサービスでいろいろお得
- 楽天モバイル契約中は+2倍
(ダイヤモンド会員は+3倍) - スーパーホーダイ、組み合わせプランで+1倍
- NBA Rakuten→追加料金0円
- パ・リーグSpecial→追加料金0円
- 楽天マガジン→初回90日無料
- 楽天ミュージック→初回90日無料
- YouTube Premium→初回3カ月無料
それぞれ達成条件あります。(初めての申し込み、など)
大まかな特徴はこんなところですが、詳細は楽天モバイルで確認してください。
キャンペーンについて
楽天モバイルのキャンペーンはいっぱいあって紹介しきれないので、注意することだけ書いておきます。
せっかくのお得なキャンペーンが適用されないことがあるので気を付けてください。
キャンペーン適用条件で多いのが、
- 「初めての申し込み」+「期限までに利用開始」+「期限までにRakutenLinkアプリで10秒以上の通話」で〇〇ポイント
3つ目の「楽天LINK(電話アプリ)を利用して10秒以上の通話」というのをうっかり忘れると、もらえるはずのポイントがもらえないことになるので注意です。
他にも同じような内容で、
- 楽天モバイル公式 楽天市場店で端末同時購入でクーポンがもらえて実質〇〇円
といった感じのキャンペーンがあります。
このタイプのキャンペーンは、ポイントバックではなくクーポンの場合があるのでご注意。注文確定の際にクーポンを適用することを忘れないように。
他にもお得なキャンペーンがたくさんあるので、自分に合ったものが選ぶといいとます。
使ってみて実際どうだったか
契約前に一番気になったのが「楽天モバイルはつながりにくい」って言われてることでした。
どうしてつながりにくいのか
「プラチナバンド」って聞いたことありますか?
ビルの間・屋内・地下などでもつながりやすい周波数帯のことらしいんですが、これを大手3社が独占してて、新参者の楽天モバイルには未だに割り当てがないそうで。
念願のプラチナバンドの割り当てが2023年秋ごろに実現しそうっていう報道がありました。いよいよですね。
それで、楽天回線エリア外になる場所ではパートナー回線(au回線)でつながるようになっているわけです。
以前は5ギガまでは高速データ通信が使え、5ギガを超えると低速になってたんです。さらに、
- 人口の多いエリアから楽天基地局が充実
- 楽天基地局が多いエリアから順にauのローミングサービスが終了
- そのせいで、楽天回線にもパートナー回線にもつながらないスポットができちゃった?
てなことが起こっていた様子。
実際、私の住むエリアはauのローミングサービスが終了していたので、大きな建物の奥や地下などではつながりませんでした。
ただし、それもだんだん過去の話になってるようです。
『Rakuten 最強プラン』では、国内の通信エリアはどこでも(パートナー回線につながっても)高速データ通信が使い放題になりました
プラチナバンド獲得の目途がたったからでしょうか、大盤振る舞いですね。
楽天モバイルがつながる地下鉄の各路線の停車駅・駅間を見れば、自分の住むエリアの状況を契約前にチェックできます。
高齢者に楽天モバイルはどうか
以前の楽天モバイルのプランは、つながりにくいというのがネックになり、おススメとも言えないがダメとも言えない、と紹介していました。
『Rakuten 最強プラン』になって弱点が徐々に改善されている今では、おすすめと言えます。
こんな場合なら特にアリなんじゃないかと思っています。
- 初めてスマホを契約するので、何ギガくらい通信料を使うのか予想がつかない。
あまりギガを使わないであろうお年寄りですが、たとえ予想に反してバンバン使ったとしても、税込3,278円以上になることはない。上限が決まっているのは安心です。
- RakutenLinkアプリの無料通話を使いたい
自宅が安定して楽天モバイルが使えるエリアだったら、「通話かけ放題」のオプションなんていらないかもしれませんね。
端末について
「お得」を考えると、端末同時購入で安く買えるキャンペーンは良いですよね。
今(2023年9月)だと、
Rakuten Hand 5G/Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン
このキャンペーンだと、19,001円の『Rakuten Hand 5G』が実質1円で買えます。
ホーム画面の「かんたんモード」がす~~~っごく見やすいです。
ソフトバンクの「シンプルスマホ」とそっくりです。シンプルスマホはAQUOSと同じシャープ製ですから、多分同じ画面なんでしょう。
あまりに見やすいので、私も実質1円キャンペーンで買った「AQUOS sense4 lite」は、かんたんモードで使ってますもん。
母のスマホもそろそろ交換時かなと思っていたので、次はAQUOSにするって決めました。
1円キャンペーンで買った「AQUOS sense4 lite」はその後、母が使ってます。
やはり簡単モードが見やすいと好評。
契約について
遠方に住む親の代わりに申し込む場合、便利だなと思ったことです。
※親本人のアカウントを作って申し込みをやってあげる、という意味です
「受け取り時に自宅で確認」というのが選べます。
申し込み時ではなく商品受け取り時に、配達員に写真付きの本人確認書類(免許証など)を見せて本人確認するというものです。
代理契約はやっていいものかどうか知りませんが、こんな制度があるってことは本人確認ができれば申し込み自体は代理でもOKってことですよね。
年配の方はクレジットカードを毛嫌いする人も多いですから、手数料は110円かかりますけど、銀行引き落としができるのはありがたいのではと思いました。
端末代の支払いには銀行引き落としは使えませんが、配達時の代引きが使えます(手数料は支払う金額による)
注意事項などは契約時に確認しながら進めてください。
申込は案内の通りに進めば難しいことは何もなかったのですが、一点だけ知らないことがあったので書いておきます。
端末を同時購入したので、「SIMカード」か「eSIM」を選択しなければいけなかったのですが、ワタクシ当時「eSIM」というのを知らなかったんです。
抜き差しできるカードタイプとは違い、「eSIM」はスマホ本体に内蔵されるようなイメージですかね。
後々アドリブが利くと思ったので、私は「SIMカード」にしました。
eSIMで契約していたスマホを機種変更したとき、数時間で切り替えができるのは良かったのですが、電話でやりとりしなくてはならなくてちょっと面倒でした。
一方SIMカードの場合、届くまで数日かかりますが、自分で入れ替えるだけです。
ちなみに母(80歳)のスマホの契約はどうするか
実家はWi-fi使ってることもあって、母のスマホの使用ギガ数は出かけた時だけなので毎月1ギガ以下です。
実は今使っているLINEモバイルでは500メガまで0円のキャンペーン中で、急ぐ理由がないので様子見です。(全然出かけないので500メガすら使ってない。つまりずっと0円で使ってる。)
追記:0円プランが廃止になった時点で乗り換えはナシになりました。
まとめ
スマホが初めての高齢者向けには、上の方に書いたことと重複しますが、
- 初めてスマホを契約するので、何ギガくらい通信料を使うのか予想がつかない
- 電話をよく使うので、RakutenLinkの無料通話を使って電話代を浮かしたい
という場合には特におススメできるかと思います。
そして、乗り換えを考えているという場合でも、
- 毎月20ギガ以上使うので「どれだけ使っても上限3,278円」は魅力
- 楽天グループの利用が多いのでもらえるポイントが増えるのはうれしい
という方にはいいんじゃないか、というのが私の感想。
自宅での利用がメインの場合でもWifiを契約するよりお得になる場合もありますから、試してみる価値はあるかと。
ちなみに完全に個人の意見ですが、
Rakuten Hand 5G/Rakuten WiFi Pocket 1円キャンペーン
このキャンペーンで『Rakuten Hand 5G』を同時購入で新規で契約して様子を見る
というのが私の一押し。
この記事が書けたのも、同じように端末が実質1円で買えるキャンペーンを利用して気軽に試せたおかげなんですよ。
ここまで長々と読んでくださったあなたも(ありがとうございます!)、ぜひ検討してみてくださいね。
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