ワードプレスのテーマをSANGOからSWELLに替えました。
でも1週間使ってみた結果、SANGOに戻すことになりました。
SWELLとSANGOの違いなど、ネットで調べているとSWELLの推し記事が多いと思いませんか?その原因は、
アフィリエイトやってるSWELLとやってないSANGO
これですよ。
SANGOの良いところも併記しているけれど、結論はたいていSWELLの勝ち。しかも書いてあるSANGOの情報が古~い。
これってフェアじゃないよね。
ならばSWELLに1週間だけ浮気したワタクシが、SANGOとSWELLの違いやSANGOに戻した理由など、正直に書きたいと思ったのであります。
「乗り換えたいと思っている人」「どっちのテーマを買おうか悩んでいる人」は、購入前の参考にしてください。17,600円もするんだから慎重にね。
SANGOの開発者の方がとても分かりやすく「正確な」比較記事を書いておられます。
内容がかぶっても意味がないので、ここは私個人が多くのSWELL推し記事に反論したいことを中心に書きたいと思います。
古い情報に惑わされないように
Web上には、私が一度SWELLに変えた2022年8月の時点ですでに古い情報がたくさん。
特に「SANGOはブロックエディターに対応してない」なんて書いてあるサイトは、内容は相当古いと思われます。
そういった記事はSWELLについての情報も古い可能性がありますね。
SANGOから乗り換えようとしてる人は簡単に気づくと思うんだけど、どちらも使ったことがない人は気にしてほしいポイントです。
SANGOはブロックエディターに対応してない?
とっくの昔に対応済み。上で書いたようにそう書いてある記事は、たとえ更新日が最近だとしてもかなり古い内容が残っていると思われます。
SANGOのブロックエディターはプラグイン対応?
2022年7月7日リリースのバージョン「SANGO 3.0」からプラグイン不要になってます。
SANGOの価格は?
現在の価格は14,800円です。(2022年7月7日に変更)
デザインがいかにもSANGO
SANGOしか使ってないときは「そうなんだよね~」と思いました。
でも1週間SWELLを使っただけなのに、今は「このサイトはSWELLだな」って気づくんです。だから知ってるか知らないかの差のような気がします。
それに、SWELLでSANGO風にもできるし、SANGOでSWELL風にもできる。
どうカスタマイズするか、結局は「センス」と「好み」だと思います。
SANGOは〇〇がない、〇〇ができない・・・
- 質問フォーラムがない←あります
- 目次がない←ありますよ
- ABテストブロック←あるって
- 内部リンクが面倒←検索でできる(超簡単)
- 〇〇ができない
- ✕✕ができない
- ・・・・・・
と、キリがないですが、2022年8月の時点では全部SANGOでもできるんだよな~という感じで比較記事を読んでました。
カスタマイズ性が低いという意見も見かけますが、SANGOの方が装飾のバリエーションが豊富ですよ。
それに、SANGOのオリジナルブロックは32個もあります(2022年9月時点)。比較記事でだいぶ少なく書いてあったサイトがあったな~。
SWELLは「乗り換えサポート用プラグイン」があるのでテーマの移行が簡単?
これについては、期待しすぎました。事前に注意深く読まなかった私がいけなかった。
SWELL公式ページの説明にあるように、このプラグインは乗り換え時のデザイン崩れを最小限にとどめる一時的なものです。
「全ての機能を維持できるわけではありません」とありますが、どのくらい崩れたのかというと、
カスタムHTMLやショートコードを使っていた部分や、CSSで装飾していたところはOK。きれいなまま移行できました。
ところがブロックエディターを使ったところは、
ただの文字列になったり、
全部消えたり、
見出しブロックがただの色付き棒になってたり。
コンテンツブロックも全部どっかになくなって、
アコーディオンブロックは開きっぱなし。
その他もろもろ・・・。
結局、このプラグインでデザインが維持できたのはクラシックエディターで書いていた頃の記事だけ。
ブロックエディターになってから使用したSANGOのオリジナルブロックはほぼ全滅でした。
さらに、公式サイトではすべてSWELL用に修正してプラグイン不要の状態にすることをおススメされています。
2つのテーマ機能を共存させる形になるため、サイトが重くなる可能性があります。
全記事をリライトした後にプラグインを無効化することをオススメします。
SWELL公式ページ
乗り換え後のページのソースを見たところ、クラシックエディターの頃のSANGOのCSSがずら~っとならんでたので、あぁそういうことかと納得。
結局のところ快適に使うには、私のブログの場合は全記事リライトが必要でした。
SWELLの方が使いやすい?
最初からブロックエディター完全対応でリリースされたSWELLと違い、ワードプレスでGutenbergが採用される前からあったSANGOは、徐々にブロックエディターに移行していきました。
だからSWELL推しの古い記事をよく読むと「SANGOでクラシックエディターを使っていた人」が「SWELLでブロックエディターを使った」感想がたくさん見受けられるような・・・。
つまり「SANGOとSWELLの比較」というより「クラシックエディターとブロックエディターの比較」のよう。そりゃあSWELLのほうを褒める記事になるはずですよね。ブロックエディターのほうが断然使いやすいですから。
今ではSANGOもブロックエディターなので、
古い比較記事は前提条件の違う比較になってしまった
ということは頭においておいた方がよろしいかと。
私はSANGOですでにブロックエディターで慣れてしまっていたのと、すごいスピードで増えていくオリジナルブロックを便利に使っていたので、SWELL推しの記事で見るような感動は全く無かったです。
それでもSWELLを使いたかった理由
情報が古いのは読めば分かったし、SWELLでできると言われていることに今のSANGOと比べての優位性は感じませんでした。
それなのになぜSWELLに替えたかったのかというと、以下の2つの違いが自分に向いているんじゃないかと思ったからです。
理由その1:ボックスの装飾の違い
SWELLの場合
文字を入力した後に、その文字をボックスで囲むようにして装飾できる
一方SANGOはというと、
まずボックスを呼び出し、その中に文字を入力する
私の場合、記事を一通り書いてから装飾するというやり方でブログを書いています。
SANGOだと、「ボックスを呼び出してから書いた文章をコピペする」という形になっちゃうので、けっこう面倒くさいんです。
SWELLに替えたら楽になるな~と思ったのが、乗り換えたいと思った一番の理由。
この部分だけは、私的にはSWELLの完全勝利で、SANGOに戻した後も唯一「SANGOでもできるようになったらいいな」と思う部分です。
気が付いたらできるようになってました~!!!!!
めちゃくちゃ楽になりました。SANGOに戻してよかった~。
理由その2:装飾があとから一括で変更できる
ある程度の装飾は、事前に登録しておいたものを呼び出して反映させる形で使い、さらにあとから一括で変換ができるところも魅力でした。
追加CSSとか子テーマのstyle.cssに書き込んで反映させてたことが、クリックで簡単にできるって感じでしょうか。
私はデザインや色のセンスに自信がないので、とりあえず適当なもので設定しておいて、いろいろ試しながら一括で変更できるのは便利そうだったんですね。
SANGOの場合も「カスタムプリセット」といって、SWELLと同じ様に登録した装飾を呼び出して一発で反映させる機能があります。
でもSWELLと違うのは、過去記事に使ったものを変更するには、その記事ごとに変更しなくてはいけない。一括で変更できないんですよね~。
SWELLだと登録できるパターンは限られるけれど、用意されたものだけで使いまわすことになるので、「センスのない自分にはこっちの方が向いているかも」という気がしたんです。
でもリライトしてるときに、意外とSANGOでいろいろとアレンジして楽しんでたんだな~、ってことがわかりました。
今では「ページごとにデザインが違ってもなかなか良いじゃない?」って思ってます。
そういえば、人気の吹き出しの事前登録機能については、SANGOでも計画中とのことです。
SANGOに戻すことに
結局、SANGOでもブロックエディターを使っていたせいで、SWELLの「乗り換えサポートプラグイン」が使い物にならず、ほとんどのページを大幅にリライトしなければいけない状態でした。
同じようなブロックがなかったりすると、今度はそれを調べたりカスタマイズしたりが結構大変で・・・。
そこまでの膨大な作業しても乗り換えたいほどSWELLに魅力を感じたかというと、「そうでもない」というのが本音。
だんだん「SANGOのままでいいんじゃないか?」「むしろSANGOの方が良くないか?」って気持ちになってきて。もう自分でふった元カレが気になってしょうがない状態。
でも17,600円もしたのに・・・。1週間しか使ってないのに・・・。
夫に相談してたら「さっきから後悔してるようにしか聞こえないよ」と言われ、SANGOに戻す踏ん切りがつきました。
17,600円もったいなかったな~。
戻し方
SWELLにかえた時に崩れてしまった部分は、SANGOを有効に戻しても崩れたままでした。
それだけでなく、SWELLのブロックエディターで編集した部分は、当然ですがSANGOでは崩れるということに。
また同じ記事を修正するの~?面倒くさい!もうやるのイヤ~ン!!
ってことで、SWELLに変える1週間前の状態に戻す(リストアする)ことにしました。
私の使っているサーバー『ConoHa WING』の自動バックアップ機能を使って、いろんなサイトを参考にして1週間前の状態に復元成功。無事に元さやに戻りました。
まとめ
SANGOとSWELL、どちらがおススメか?と聞かれれば、私の答えは出ません。どちらもいいテーマであることは間違いないですから。
ただ、HTMLとかCSSとかちょっとくらいなら分かるというレベルの私は、SANGOの方が楽しいという結論になりました。
それから、ブロックエディターで書いた記事はむやみにテーマ変更するもんじゃないなとも思いました。
上の方でも書いたように、コードで書いていた時と違って大幅に修正することになります。気楽にできるもんじゃないのかもしれないです。私が知らないだけかもしれませんが・・・。
記事数が多い人ほど、テーマの乗り換えは慎重に検討されたし。プロに任せるという手もあります。そのくらい崩れましたから。
こちらの「サイト引越し屋さん」は、問合せは無料だそうです。
さて、最後になります。
SWELLを買うかどうか何日も悩む私を見て、うちの大蔵省が(←昭和)「使ってみなきゃ失敗かどうかもわからない」「迷っているのが値段だけなら買えばいい」と言ってくれたので、思い切って買ったんですけどね。
1週間で使い捨てとなると、17,600円ってやっぱり大金なのですよ。
アフィリエイトで取り返したいのです!!
そんなわけで、この記事を読んた後でもSWELLがいいという人はコチラ↓のバナーから買っていただけるとうれしいです。
17,600円をあきらめきれない哀れなワタクシが泣いて喜びます。m(__)m
そして初めてのテーマ購入で悩んでこのブログに来てくれた方。やっぱりSANGOが良いなという方は、BOOTHにて購入できます。
また、ConoHaのWINGパックでのセット購入もお得です。
こんな記事も書いてますのでよろしかったらどうぞ
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