独自ドメインのbloggerからWordPressへの引っ越しでやったこと

bloggerからWordPressにドメインはそのままで引っ越しました。

いきなり失敗しました。

先輩ブロガーの記事を参考に四苦八苦。そもそもbloggerからの引っ越しの記事が少ない。必然的に古い記事も多くなり、パターンが違ったりするとまたわからなくなり、もう本当に大変でした。

この記事の内容は、2020年5月の終わりから6月の終わりにかけて行った、
独自ドメインで運用していたbloggerを、ドメインそのままでワードプレスに移行させる手順です。

決してこれが正解ということではないでしょうが、かなり大変だったので私がやったことを残しておきたいと思います。参考になればいいのですが。

サーバーの契約がまだなら、ConoHa WING をお勧めします。

この記事でもサーバー側の設定方法などはConoHa WING でのやり方で説明していますので、手順が理解しやすいと思います。

無料ブログからWordPressに引っ越しするなら『ConoHa WING』をおススメする

失敗したこと

一番大きな失敗はネームサーバーを早々に変更してしまったこと。(失敗に気づいた時点で戻しました)

いろんな人のブログを参考にしながら、よく理解しないまま作業を進めた結果、別のトラブルもあり、bloggerは見られないわWordPressにはログインすらできないわという八方ふさがりな状態に陥りました。

私が事前に参考にしてしまったのは、先に公開してから徐々に記事を校正した人のブログだったようです。

おかしいなと思いつつも、「最大72時間ほどは不安定」ていうのはこういうことなのかと放置。間違ってることもわからずに2日もそわそわしてました。

その他にも、なんか違うと思ったのでやりませんでいたが、「bloggerを非公開にする」「クロール拒否にする」というのもありました。

これから紹介するやり方はblogger側で事前にやることはパーマリンクの設定くらいです。なので、

  • blogger非公開にする←やらない
  • bloggerをクロール拒否にする←やらない
  • ネームサーバーの変更←最後にやる

もしこれを最初からやっちゃうとどうなるかというと、

検索結果をクリックした人
非公開にしたblogger or まだ記事がない状態のWordPressにアクセス
→もちろん404Not Found

自分のブログがどこにも存在しない状態になります。そして、

自分
急いでbloggerから記事をインポート&各種の設定をしなくてはいけない
でもワードプレスの使い方すらまだ知らないのでアタフタ

じゃあどうすればよいのかというと、bloggerはそのまま公開した状態でWordPressを準備する、という状況を作ります。

まずは、パソコンの中の「hosts」というファイルを編集します。

hostsの編集

「何かおかしいぞ」とやっと気づいて、ネームサーバーを元に戻した後、ConoHaに問い合わせて教えてもらったのが「hosts」

この存在を知ってたら、ここまで苦労しなかったのに…という素敵な設定です。

hosts編集前は、ワードプレスの管理画面に入ろうとしても、bloggerにつながってしまい「このブログ内でお探しのページは存在しません」という表示が出ます。

なぜこうなるかというと、今の状態ではドメインがbloggerに紐づいた状態だからです。

ネームサーバーをbloggerから新サーバー(私の場合はConoHa)に変更してからでないと、ワードプレスにはつながりません。同じドメインを2か所で使うことになりますもんね。

ネームサーバーの変更って何?
現在bloggerのサーバーにつながっているドメインを、これからはConoHaのサーバーにつながるよう、設定を切り替えること

bloggerは公開したままで、ワードプレスもいじりたい。そこで“hosts”の編集なんですが、なんと、

hostsを編集したパソコンからのみワードプレスにつながるので、ネームサーバー変更前に新ブログを編集できる

そのかわり自分のパソコンからは、公開中のbloggerのブログは見れなくなります

※ただし、見れなくなるのはブログだけで、blogger管理画面は今まで通り使えます。また別のパソコンやスマホから見るブログはbloggerにつながります

hostsにコードを書き込む

Windowsの場合

まずメモ帳を開きます

Windowsアクセサリ→メモ帳を右クリック→その他→管理者として実行

メモ帳を開いたら、

ファイル(F)→開く(O)→Local Disc:→System32→drivers→etc

右下のところを「すべての文書」にかえるとhostsファイルがでます。hostsを選んで「開く」

ファイル内の一番下に

サーバーIPアドレス + (半角スペース) + ドメイン名

を書き込みます。

サーバーIPアドレスの場所:
ConoHaの場合、コントロールパネルメニューの「サーバー管理」→「契約情報」にあります。

MEMO
  • wwwのありなしは正確に!

おかげで新ブログをある程度整えてから公開することができました。

・Macの場合はこちら

ファイル設置場所:
/etc/hosts/
ファイルの開き方:
上記設置場所からhostsをコピーしてデスクトップに設置し「テキストエディット」等のテキストエディタで開き編集、保存します。保存後に[/etc]にファイルを移動しますが、管理権限を求められる場合がありますが、認証に進み管理者情報を入力します。

ConoHa ご利用ガイドより

ワードプレスの記事を検索されないようにする

ワードプレスに記事を移行すると、すぐに公開状態になります。つまり同じサイトが二つある状態。

このままだと新サイトがGoogleに重複したサイトとみなされ、ペナルティを受ける可能性があるそうです。

そのため、新サイトを検索エンジンがインデックスしないように設定します。

bloggerではなくWordPressを検索エンジンから見えなくします。

  1. 「設定」→「表示設定」
  2. 一番下の「検索エンジンでの表示」
  3. 「ワードプレス検索エンジンでの表示 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェック

ちなみに、ドメインと紐づいていないネームサーバー変更前の新サイトを、Googleは見つけるの?という疑問がわいたのですが、その答えは私には探せませんでした。

bloggerの公開日を元に戻す

bloggerで記事の内容を更新した際、公開日を変更したものがいくつかあったのでもとに戻しました。

パーマリンクって何?
例えばこのブログのこのページのURLは「https://www.hirunelco.com/blogger-to-wordpress」ですが、太字の部分がパーマリンク

bloggerでは公開日を変更してもパーマリンクに変更はありませんでしたが、ワードプレスに移行したときにパーマリンクが公開日を基準に変わってしまうんだそうです。

bloggerのパーマリンクで説明すると、

2020年5月に公開した記事のパーマリンクは「/2020/05/xxxxxx.html」となります。
この記事を、2020年7月に公開日を変えて更新してもパーマリンク自体は変わりませんでした。「/2020/05/xxxxxx.html」のままです。

ところがこの7月に更新した「/2020/05/xxxxxx.html」をそのままワードプレスに移行すると
「/2020/07/xxxxxx.html」に変わってしまうんだそうです。

パーマリンクが変わるということは、URLが変わること。別の記事です。その記事は個別にリダイレクト設定(転送)しないといけなくなります。

MEMO
移行後にリダイレクトするより、移行前に公開日を戻して同じURLになるようにした方が、検索順位をキープするためにもおすすめ。301リダイレクトしても、しばらくは検索順位落ちますから。

まあ私の場合は、パーマリンクの設定自体をを変更し、すべてのページを個別に301リダイレクトで転送する設定をしたので、結果的にこの作業は必要なかったんですけどね。

この先ワードプレスでもbloggerと同じパーマリンク設定(西暦/月/xxxxxx.html)にする人は、やった方がいい作業です。

bloggerからwordpressに記事を移行

多くの先輩方が「Blogger Import Extended」というプラグインをお勧めしていたので、私も使おうと思ったのですが、よく見ると30記事までは無料30記事以上(リミットなし)だと有料で12ユーロ。

そんなこと書いてる先輩いなかったぞ、おい。

その時の私の公開済み記事が33記事。ビミョー。

今見たらさらに減って20記事まで無料に変わってますね。以前は全部無料だったんでしょうね。

20記事以上が有料の理由がGoogle Blogger APIを使っていてそれの制限が1日20だからとか。

てことは、無料なのは1日20記事で翌日になればまた20記事無料なんでしょうか?よくわからない。

そもそもGoogle Blogger APIって何?。調べてもチンプンカンプン。

てことでいろいろ見てたら、ワードプレスにインポートツールがあるじゃないですか。それを使ってインポートしました。手順は以下の通り。

STEP.1
bloggerの記事をパソコンに保存

  1. 【設定】→【その他】
  2. 【インポートとバックアップ】
  3. 【コンテンツをバックアップ】
  4. 【パソコンに保存(デスクトップあたりに)】
STEP.2
WordPressで記事をインポート

  1. 【ツール】→【インポート】
  2. 【blogger/インポーターの実行】
  3. 先ほど保存したファイルを選択
  4. 【ファイルをアップロードしてインポート】
STEP.3
bloggerの記事をwordpressにコピーできました

パーマリンクを整える

無事に記事が移行できても調整が必要です。

私はなかったのですが、カスタムパーマリンク(自分で設定したパーマリンク)の一部が抜けたりするらしいです。

自動で振られるパーマリンクの場合もチェックが必要です。

例えば2020年5月15日と2020年6月15日に公開した記事のパーマリンク

「/2020/05/blog-post_15.html」
「/2020/06/blog-post_15.html」

ワードプレスに移行するとこうなります。

「/2020/05/blog-post_15.html」
「/2020/06/blog-post_15-2.html」

月の部分は05と06で違いがありますが、最後のスラッシュの後ろの部分(ワードプレスではスラッグといいます)が同じだと、強制的に「-2」といった通し番号のような数字が振られます。

URLが変わってしまうことになるのですが、こればかりは仕様なのでどうしようもありません。

新しいスラッグに変えて、301リダイレクトをします。

あと、全部なのか一部なのかはわからないんですが、(blog-post_15みたいな形は、全部単語に変更していたので気にしてなかった)アンダーバーがハイフンに変わっていました。この点もチェックが必要です。

わかっているチェック項目
  • 抜け落ちたアルファベットはないか
  • 日付の部分が変わったパーマリンクはないか
  • 「-2」「-3」などがついているもの
  • アンダーバーがハイフンに変わってないか

ちなみに私は設定自体を変えたので、同時にスラッグも見直しました。上記のような「blog-post_15」といった形のものは、わかりやすい単語に変更しました。

記事数が少なかったので、思いきって変更しましたが、301リダイレクトをしても検索順位はちょっと下がったので注意が必要です。

301リダイレクト後サイトマップ更新するとPV落ちる…知らんけど。

ブログを軽く再構成しました

bloggerから記事をインポートすると、レイアウトや設定が乱れます。

かなりの修正が必要なレベルです。とりあえず見苦しくない程度に直しました。

レイアウトを調整するついでにWordPressの使い方も覚えますから頑張りましょう!

画像について

アイキャッチ画像の設定

bloggerでは記事内の最初の画像が自動的に設定されました。

WordPressではアイキャッチ画像を設定すると、同じ画像が記事のトップに表示されます(設定で無しにもできます)

移行されていない画像多し

一部の画像しか移行されていませんでした。それも解像度が荒かったりサイズが小さくなっていたりしました。

また、記事をみると移行されていない画像もちゃんと表示されているのですが、googleフォトのアーカイブから直リンのようです。

何かのきっかけで削除してしまうこともあるかもしれないし、これからはWordPress内で完結したい。

ブログに使っていたすべての画像を、WordPressにインストールしなおして、各記事に設置しなおしました。

文字の装飾

文字色や文字サイズなどcssで装飾していた部分は、すべてクリアになってました。

カテゴリーの設定

bloggerの「ラベル」はWordPressでは「タグ」になりました。

カテゴリーは「Uncategorized(未分類)」になっています。

カテゴリーを階層化したり、タグとの使い分けはお好みで。

内部リンクの張り替え

ドメインやパーマリンク変更した人は、内部リンクの張り替えも忘れないように。

blogger時代は、はてなブログの関連記事のブログカードを使っていたんですが、ワードプレスでは使えませんでした。

私が使用しているワードプレスのテーマSANGOには素敵な関連記事のブログカードがあるのでそれを利用。

リダイレクトの設定

301リダイレクト

プラグインは使わず301リダイレクトはサーバー側で1件ずつ設定しました。

ConoHaの場合では

サイト管理→サイト設定→基本設定→サイト転送

ここで入力すると、自動的に「.htaccess」に書き込まれます。

右下の鉛筆マークをクリックすると入力画面が出ます。

上の段に転送元のパーマリンクを、下の段に新しいURLを入力。

「+」マークでいくらでも増やせます。保存を忘れないように。

bloggerのスマホURLをリダイレクト

bloggerでの記事は、スマホからのアクセスに、末尾に「?m=1」がついていますが、気づいてましたか?

アナリティクスなんかでは、「?m=1」がついているものとついてないもので別々に集計されてますよね。

この「?m=1」がついたスマホからのアクセスが、301リダイレクトだけでは転送されないそうなんです。

どのデバイスを使っても新ブログに転送されるように設定しなくてはいけません。

.htaccessというのにコードを書き込んで、PC・スマホ両方からのアクセスを転送する設定が必要だとか。

こちらの記事↓にお世話になりました。

参考 BloggerからWordPress移行時に?m=0,?m=1をリダイレクトさせるには行き着く先はあんこ

ConoHaでの手順は

サイト管理→サイト設定→応用設定→.htaccess設定

鉛筆マークをクリックして一番上下記のコードを入力します。

HTML
## Remove ?m=1 & ?m=0 From URLs ##
RewriteEngine On
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^m=1$
RewriteRule ^(.*)$ /$1? [R=301,L]
RewriteCond %{QUERY_STRING} ^m=0$
RewriteRule ^(.*)$ /$0? [R=301,L]
## Remove ?m=1 & ?m=0 From URLs ##

保存したら終了。

下の方を見ると、先ほど設定した301リダイレクトが書き込まれているのが確認できます。

難しいことはわかりませんが、ちゃんと設定できたみたい。スマホからのアクセスも確認できたので、うまく機能しているようです。

各種コードの設置

私が必要だったのは↓の3つですが、ほかにもある人は貼り忘れに注意。

  • アナリティクスコード設置
  • アドセンス自動広告コード設置(ads.txtもup)
  • バリューコマースリンクスイッチ

私が利用中のSANGO子テーマでの設置は非常に簡単

アナリティクスコードの入力は、

  1. WordPress【外観】→【カスタマイズ】
  2. 【サイトの基本設定】→【Google Analyticsの設定】
  3. コードを入力&【アクセス解析にgtag.jsを使う】にチェック
  4. 【公開】

その他、<head>~</head>に挿入するコードは、

  1. WordPress【外観】→【カスタマイズ】
  2. 【詳細設定】
  3. 【headタグ内にコードを挿入】にコードを入力
  4. 【公開】

エラーがおきて設置できない場合は、WAFをいったんOFFにして、コード設置後にONに戻します。

検索エンジンでの表示を戻す

検索エンジンでの表示 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにするのチェックをはずす

新ブログをGoogleの見つけてもらうために、大切なワンクリックです。

ネームサーバーの変更

現在bloggerと紐づいているドメインを、WordPressに紐づける作業です。

作業は、ドメインを管理している会社で設定します。

ネームサーバーを登録する画面に、以下の3つ(ConoHaの場合)を入力

  • ns-a1.conoha.io
  • ns-a2.conoha.io
  • ns-a3.conoha.io
DNSレコードの変更について
ConoHaの場合ネームサーバーを変更するだけで、自動的に設定されます。とくにやることはないです。

ネームサーバー変更後は、ブログを見に来る人はbloggerではなくもWordPressにつながるようになります。

最大72時間不安定になるとのことでしたが、15分後くらいにみたらほぼ切り替わってました。

こちらのサイトで進捗状況を確認できます。

https://www.whatsmydns.net/

hostsの編集した部分を元に戻す

ネームサーバー変更が確認出来たら、もう必要ないので追加した部分は削除して大丈夫。

頭に「#」をつけるだけでも機能しなくなります。ビビりの私は念のため消さずに「#」で対応しました。

ちゃんとリダイレクトされているが確認

bloggerのURLをアドレスバーに入力して、正確にリダイレクトされているか確認。

これで終了。

やっと終了。

あとは、いろいろカスタマイズしながら、古い記事を整え新しい記事を増やす、楽しい作業。

引っ越しは大変でしたが、WordPressはとても使いやすく、カスタマイズも楽しいです。

頑張ってください。