ふるさと納税の返礼品で毛ガニをいただきました。
- 寄付先:岩手県大槌町
- 寄付金額:12,000円
- 返礼品三陸産 活毛ガニセット
300g相当×2杯
「大きいのを1杯で半分こ」か「小さめを2杯で1杯ずつ」か悩みどころですが、コロナ以降大皿から箸でつつくことがなくなったので、小さめを2杯。
たまたまメールチェックしなかった日に大槌町から出荷のメールがきていて、しかもたまたまヤマト運輸の荷物お届け予定メールも届かないという不運。スーパーの買い物から帰って不在票で活毛ガニが届くことを知るという・・・。
届いた毛ガニはふたを開けた瞬間、のぁ~っとはさみを持ち上げました。まだ生きてる。
「今日の献立決めちゃったし、まだ生きてるから明日でもいいかなー」なんて思いながら、一応茹で方を調べてると衝撃の事実!カニって死んだらすぐに腐り始めるんだってね。カニは足がはやい(傷みやすいってことね)っていうけれど、そこまでとは。
そうなると鮮度がいいうちに、つまり絶対今日中に食べたい。
同梱されていた茹で方の説明・検索・Youtubeでしっかり予習してからいざ本番。やってみると案ずるより産むが易しで、初めてでも意外と簡単でしたよ。
対して汚れてなかった。
1リットルあたり30~40gとあったので、あいだをとって35gにしました。時間もいろいろ見た中から18分に。仰向けにして茹でます。
毛蟹の捌き方
ネットで見た方法だと・・・
- 脚の平たい部分を包丁でそぐ→手切りそうでめっちゃ怖い
- キッチンバサミで切り目を入れる→けっこう殻固い
ということで、
- 手で外れる部分はブチっとはずす。
- 脚も食べやすいよう関節でばらばらに。
- それぞれ縦半分に包丁で切る、力ずくで。
こんな感じに「安全」と「切りやすさ」と「食べやすさ」を優先させると、事前に調べた時には大変そうに感じた作業もラクラクです。お客さんに出すわけじゃないから見た目は二の次です。
ただ量が多いので盛り付けすらめんどくさくなってきて、最終的にこんな感じ。
直径26センチのお皿にこんもり。これ1杯分ですよ。300gって少ないかと思いましたがなかなかのボリュームでした。
味変にカニ酢もあったらよかったんですけどね、急だったんで。でも、ちょうどいい塩加減でとてもおいしかったので、そのまま飽きずに一気に平らげました。
おいしかった~
もともとおいしいカニだったのはもちろんでしょうが、見様見真似の茹で加減や塩分濃度などが、結果的に正解だったのかな。それとも思ってるほど難しいことじゃないのかもね。
なにより、一連の作業が楽しかったです。あまりカニを喜ばない夫が「なんか美味かったぞぉ」なんて言ってたし、来年もたのもうかなと思ってます。
さいごに
岩手県大槌町は東日本大震災で大変な被害を受け、多くの犠牲者も出た町です。観光船が建物の上に乗り上げた映像を覚えている方も多いのではないでしょうか。
まだまだ復興途中のようですが、頑張ってほしいですね。こうして間接的に現在の状況を知れるのもふるさと納税のいいところだと思います。
大槌町へのふるさと納税は、ふるさとチョイスからできます。毛ガニは1年中どこかで水揚げされていて、とれる場所によって旬の時期が違うそうで、大槌町の毛ガニの受付は3月末まで。カニ以外にも魅力的な返礼品(主に魚貝類)がたくさんあります。
そして今回いただいた毛ガニは、大槌町の鮮魚店魚よしさんからのお届けでした。お取り寄せもできますね。
おいしそうな海鮮がいっぱいですよ。