アイヌ料理の「チポロラタシケプ」ってどんな味?作ってみた

大人気漫画「ゴールデンカムイ」を読んでいると、興味がわく食事シーンがいくつも出てくるんだけど、そのほとんどが味の想像がつかないワイルドな料理。

リスとかカワウソとかウミガメとか、「食べれるんだぁ~」って感じのレアなジビエ料理が次々登場するのね。いったいどんな味なんだろう?

まぁそのへんは食べたくても材料すら手に入らないので読んで楽しむだけなんだけど、中でも「これなら家でもできるじゃん」と思ったのがチポロラタシケプ

調べてみたら作り方はとっても簡単で、レシピというまでもないくらいシンプルでした。

塩ゆでしたポテトをつぶして、イクラ(筋子)を混ぜる。それだけだって。

つまり「チポロラタシケプ」は、ほんのり塩味のマッシュポテトにイクラを混ぜたものってことでいいのかな。

先日ふるさと納税でもらったイクラを少し残しておいて、翌日作ってみました。

漫画の中では「塩煮したじゃがいもとイクラ」とありましたが、使ったのが醤油漬けのいくらだったので、しょっぱくならないようじゃがいもは蒸しただけで味付けしませんでした。

しかも初めて食べる料理なので、作ったのは少しだけ。だっておいしくないかもしれないし・・・。

んで、実食。

どんな味かって言うと・・・

あれ?この味知ってる。なんだっけ?

なんだっけ?

なんだっけ?

・・・・・

タラモサラダ!

はい、タラモサラダです。

マヨネーズが入ってないけどタラモサラダです。

考えてみれば、たらことイクラの違いはあれど、どちらも魚卵とマッシュポテトを混ぜたものなんだからそうなるか~。

アイヌ料理って未知の食べ物っていうイメージでしたが、チポロラタシケプはとってもなじみのある味でした。

もっちろん、ヒンナですよ~!

マヨネーズを入れても美味しいよって、アシリパさんに教えてあげた~い。