「80歳になっても20本以上の自分の歯を」っていう8020運動。
厚生労働省と日本医師会がむか~しから推進している運動なんですが、今まで言われてきた以上に重要なことだとわかってきたようで、ちょっとあせってます。
歯を失う原因は虫歯と歯周病で(ここまではずっと言われていたこと)、さらに最近メディアでよく目にするようになったのが、虫歯や歯周病菌が認知症と関係しているということ。
詳しいことは素人には理解が難しいけれど、とにかくお口の健康と脳には深~い関係があることがわかってきたそうです。
もっと早くわかっていたらと、残念な気持ちになる昭和生まれ...。
とにかく「自分の歯」を残すことが重要ということで、ここで8020運動ですよ。
今の歯の状態をなるべく現状維持するためにと、私が虫歯・歯周病対策のために使っているケア商品を紹介したいと思います。
おススメのデンタルケア商品
一押しは液体のフッ素コート
虫歯予防にはフッ素がいい、そして虫歯予防の歯磨き粉にはフッ素が配合されている。そして、その効果を最大限に発揮するにはなんと「ゆすがない」こと。
歯を磨いて口をゆすがないなんてできますか? 口の中にはフッ素も残るけど、食べかすなんかの汚れも残るんじゃないの?
それで以前は、歯磨きした後しっかりゆすいできれいにした後、フッ素コートジェルでもう一度軽く磨く(ゆすがない)というのをやっていましたが、いかんせんめんどくさい。
ふと思いついてネットで探すと、あるんですよ、液体のものが。
歯磨き後に口に含んでぶくぶくうがいをするだけで、フッ素のコーティングができる。ほんと簡単。楽に続けられるのでイチ押しアイテムです。
マウスウオッシュ
朝起きたら最初に、寝ている間に口内に繁殖した菌を取りのぞきます。口に含んで20秒間ぶくぶくうがいしたあとブラッシングします。
私はノンアルコールタイプを使っています。口の中がピリピリしないので使いやすいですよ。
これ始めたら、うがいしただけで朝ご飯食べるとかできなくなりました。
電動歯ブラシ
2つのタイプの電動歯ブラシを使っています。余裕があれば1度の歯磨きで両方使ったり、朝晩で使い分けたり。
どんなにいいものでも毛先が開いたまま使っていたら効果が落ちます。気軽に交換できるように、替えブラシの値段が高くないものがおすすめ。
システマ 音波アシストブラシ
歯と歯茎の間いわゆる歯周ポケットのケアに効果的な電動歯ブラシ。ふつうの歯ブラシで歯磨きするように使うだけでいいというもの。
ブラウンオーラルB
歯の平らな部分はこっちのほうがきれいになる気がして、上記の音波アシストブラシと使い分けています。
ブラシがへたりにくいので、交換時がむずかしいくらい。
ワンタフトブラシ
毛束がひとつなのになっていて、磨き残しがある細かい部分をピンポイントできれいにする歯ブラシです。
歯並びが悪く普通の歯ブラシではきれいにならない人には特におすすめ。
丁寧に磨いている気がして、これが結構癖になる。
歯磨き粉
なんでもいい。
液体フッ素を使っているので、虫歯予防はそちらにまかせ、歯磨き粉は歯周病予防に特化した商品を選んでいます。今のお気に入りはこちら。
フロス
歯ブラシでは取れにくい歯と歯の間のよごれはフロスが優秀。
歯の隙間が狭い人はマストアイテム。柄のついてないものが経済的です。
ミントフレーバーのものが最近のお気に入り。
歯間ブラシ
年を取ってくると歯茎が下がって歯の根元に隙間が空いてきます。
歯ブラシでは届きにくい場所なので歯間ブラシがいい仕事します。歯の隙間が気になりだしたら一度使ってみて。
サイズ・形もいろいろあって自分にあったものが探せるはずです。ただし、先がゴムのものは太めなので、そんなに歯の隙間が空いていない人は注意。無理して使わないようにしてください。歯茎を傷めます。
最後に
老後の歯を守るために今できることは、今現在ある歯を大切に守ることのみなんですよね。
紹介したことを毎回すべてやるのは大変です。今でもサボりがちなケアもあります。
それでも、歯の健康について真剣に考え始めたころと比較すると、だんだん習慣化したものが増えていきました。
今はまだ大丈夫でも将来後悔しないよう、自分に合ったオーラルケアを見つけたいですね。