使ってなくてもコンセントにつなぐだけで消費される電力が5.1%ってきくと、結構な割合だなあって思います。
「使ってないのに」ですから。
カットできる待機電力があればと思ってちゃんと見てみると、どうも期待していたほどは節約できないようです。
待機電力の内訳
ガス温水器ー19%
テレビー10%
エアコンー8%
電話機ー8%
レコーダー類ー8%
温水洗浄便座ー5%
PCー4%
電子レンジー4%
パソコンネットワーク機器ー3%
インターホンセットー2%
その他ー32%
関東電気保安協会HPより
これ見てると、カットできない電力多いんです。
そもそも電源プラグ抜いたら使えない電化製品が入ってる?
電話機、インターホンセットにいたっては常に電源入れてないと意味がない。
パソコンネットワーク機器ってのも、Wifiのことを指すのかな。スマホもつながってるし・・・。
このあたりは、使うときだけ電源入れるものではないですよね。
冷蔵庫のように常に仕事中のものだと思うんだけどな。
コンセント抜いたら不具合があるものも多数あり
他の家電も見てみると、
- ガス温水器
- 使う時だけ電源をつければいいのでこれは節約可能。
- テレビ・レコーダー類
- 番組表などのデータの取得や、予約録画などに支障が出るからコンセントは抜けない。
- エアコン
- 特に冬場は故障の原因になるから抜かないほうがいいそうだ。コンセントを抜くのはシーズンオフだけにしたほうがいい。1年の半分は節約可能。
- 温水洗浄便座
- その都度電源入れて、最初にでる冷たい水でひやっ!とするのは勘弁してほしい。 できることは、便座の温度を気にするくらいかな。もちろん夏はOFFにするけど。
- その他の32%
- まとめられてるところを見ると、コンセント抜いても大してかわらないものでしょう。多分面倒なだけです。
現実的に考えて節約できる待機電力は
労力と節約結果のバランスを考えると、現実的なのは、
- 一度プラグを抜いたら2~3か月くらいは何もしなくていいエアコン
- 消費電力の大きいガス温水器
そのくらいかな。
ガス温水器も待機中の消費電力が大きいといっても、電気使用量の5.1%のうちの19%ですからね。
使用量全体の0.97%です。電気代1万円だとしたら97円です。
ちなみにうちは、エアコンを使わないシーズンはコンセント抜いて、 パネルが常に光っているのがいやなので、ガス温水器は使うときだけ電源入れてます。
結論
待機電力と言われているものの中には、コンセント抜いても節約効果が低いか、そもそもコンセント抜いたらその家電を使う意味がないものが含まれる。
あとは既にやっていることだった。
最近の家電の省エネレベルを考えると、これ以上はやらなくていいや。